県内文化資源詳細

蘭亭曲水図

代表画像
蘭亭曲水図

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前)
名称 蘭亭曲水図
名称よみ らんていきょくすいず
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 施設にお問い合わせください
概要  蘭亭曲水図とは、中国の書聖王羲之が文士らを蘭亭(浙江省)に招いた雅宴の故事にもとづくものです。川から引いた曲水に酒が入った杯を流し、その杯が流れてくるまでに詩を作るという雅な遊びでした。本作品では、舞台は自然の渓流となり、下流になるにつれ、詩を作る宴の趣向も忘れかけて歓談を楽しんだり、煎茶を飲んだりと、実にほのぼのとしています。作者の高久靄厓(1796~1843)は、下野国那須郡越堀(栃木県那須塩原市)の出身で谷文晁に師事した画人です。本作品は靄厓が池大雅に憧れていた時期の作品で、この風変わりな図は大雅の影響によります。極端な縦長の画面を活かし、上流は小さく、下流は大きく描く構図の妙もみどころです。
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