県内文化資源詳細

イモタケ

代表画像
イモタケ

項目 内容
文化資源区分 動物・植物・鉱物等 / 植物・菌類
名称 イモタケ
名称よみ いもたけ
所在地 栃木県立博物館
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 公開
概要  イモタケというキノコの凍結乾燥標本です。展示室2の菌類・植物ゾーンの引き出しの中にあります。秋から冬に、アカマツ林などの地中に生える丸いキノコです。
 イモタケのようなキノコは地下生菌と呼ばれています。地下生菌の多くは独特の匂いをもち、哺乳(ほにゅう)類や昆虫などがその匂いをもとに探し出して食べています。そして、ふんに混ざって排泄(はいせつ)された地下生菌の胞子が発芽し、再び成長を始めます。ちなみに、世界三大珍味の一つ、トリュフもれっきとした地下生菌の仲間です。
 イモタケは海苔(のり)の佃煮(つくだに)のような匂いがあり、中部地方の一部で食用とされていました。
画像二次利用条件 CC BY-ND(表示-改変禁止)画像