概要 |
サンコタケというキノコのレプリカです。展示室2の菌類・植物ゾーンにあります。和名は、仏具の三鈷(さんこ)に形が似ていることに由来します。 スッポンタケの仲間のキノコで、若い時は丸い卵のような姿をしています。成熟するとその殻を突き破って一気に成長し、数時間程度で展示してあるような状態になります。 赤い腕の部分には、深緑色をした粘液(ねんえき)が付いています。この粘液には動物のふんのようなにおいがあり、ハエなどの昆虫がなめに訪れます。その昆虫が胞子の混ざったふんをすると、胞子が発芽して成長します。 |