県内文化資源詳細
明治諸家書画巻(富貴国香)
明治諸家書画巻
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前) |
名称 | 明治諸家書画巻 |
名称よみ | めいじしょかしょがかん |
所在地 | 栃木県佐野市葛生東1-14-30 |
市町等 | 佐野市 |
所有者/管理者 | 佐野市立吉澤記念美術館 |
公開状況 | 施設にお問い合わせください |
アクセス方法 | 東武佐野線葛生駅徒歩8分 佐野田沼ICから車で15分 |
概要 | 滝和亭 明治諸家書画巻㎝より「富貴国香」 [全体]縦33.5㎝、横1262.4㎝ 滝和亭、江馬天江ら東西の書家・画家12名の書画から成り、これに吉澤家にゆかりの深い福田鳴鵞の明治27年(1894)の跋文がつきます。各作品には吉澤慎堂への為書や同25~30年(1892~97)の年記が見られ、跋文より遅い年記の作(吉田晩稼)が含まれます。跋文には慎堂がかつて京摂(京都・摂津=大阪)に遊んで諸名家に接し揮毫を得て巻としたと述べますが、東京在住の画家も多く含まれます。 滝和亭(1830~1901)は江戸に生まれ、長崎・北陸を中心に全国各地を遍歴し、さまざまな画法を吸収しました。明治期には着色の華麗な花鳥画を発表し、国内外の博覧会で高い評価を得て、帝室技芸員となりました。 本作は中国・清初の文人画家・ウン寿平の没骨法による花鳥画に倣い、富貴の花である牡丹と蝶が鮮やかな彩色で瑞々しく描かれています。 |
画像二次利用条件 | 著作権なし-契約による制限あり |
リンク | 佐野市立吉澤記念美術館 |