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絹本著色 如意輪観音図(岩村秀巖)

代表画像
絹本著色 如意輪観音図
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絹本著色 如意輪観音図
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項目 内容
文化資源区分 絵画 / 日本絵画(明治時代以降)
名称 絹本著色 如意輪観音図(岩村秀巖)
名称よみ けんぽんちゃくしょく にょいりんかんのんず いわむらしゅうがん
所在地 芳賀郡芳賀町祖母井南1-1-1
市町等 芳賀町
所有者/管理者 芳賀町総合情報館
公開状況 施設にお問い合わせください
概要 縦 90.4㎝  横 41.8㎝  軸装
岩村秀巖作  1930年代
 岩村秀巖(1874-1940)は、芳賀郡稲毛田村(現在の芳賀町)に生まれ、生涯を通じて郷里で暮らした日本画家。20代の頃、日本美術院の講習を受講したが、最終的に日本美術協会の会員となった旧派系の画家である。花鳥画と山水画を得意としたが、仏画も残している。
 如意輪観音は観音菩薩の変化身の1つで、一切の望みを成就してくれると言われている。主に六臂または二臂像の姿で描かれ、この像は6本の手のうち2本に尊名の由来である如意宝珠と法輪を持つ。署名や落款がないのは、信仰対象の仏画として描かれたからである。この画は、秀巖が交友関係のあった人物に贈ったものである。その家では家宝として扱い、8月の盆月には床の間に飾り先祖の供養をしていたという。
画像二次利用条件 著作権あり