県内文化資源詳細
東小屋村全図
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 書跡・典籍・古文書 / 古文書 |
| 名称 | 東小屋村全図 |
| 名称よみ | ひがしこやむらぜんず |
| 所在地 | 那須塩原市東小屋183 |
| 市町等 | 那須塩原市 |
| 所有者/管理者 | 法真寺 |
| 公開状況 | 非公開 |
| 概要 | 文化5年(1808)の書き込みがある地図は、寛政5年(1793)に下野国の幕府領支配の任についた代官山口鉄五郎(やまぐちてつごろう)の命により作成され提出された地図と考えられる。また、図中「文化十一戌年畑田成来」の書込みと凡例が示されており、凡例の中には「畑田成」と読むことができるものがあることから、山口堀開削(かいさく)の際に既存の畑地を田にするとの計画書であった可能性が高い。加えて、地図は位置関係がきわめて正確に記されており、耕地一枚ごとに地番、面積、耕作者名が記されている。絵図には地番が記載されていることなどから、新しい耕作地の管理法で行われていたと推察される。 この地図は、当時の東小屋村の様子を伝えるとともに、山口鉄五郎の新田開発の一端がうかがえる大変貴重な史料である。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権あり |
| リンク | 那須塩原市ホームページ |