県内文化資源詳細
民02239「ササエマタ」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(有形) |
| 名称 | ササエマタ |
| 名称よみ | ささえまた |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市睦町2-2 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 / 鹿沼市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立博物館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| 概要 | 栃木県では、多くのところで正月15日の朝、粥を炊きます。小豆を入れて炊く小豆粥が多く報告されていますが、ただ粥と呼んでいるところもあります。 この資料を使っていた鹿沼市上粕尾では、正月15日の朝粥を炊き、カマジメでお祓いをした後、ササエマタの先を粥に付けてオカマ様に供えました。 県内のほかの地域では、カユバシ(粥箸)やハラミバシ(孕み箸)などと呼ばれることが多く、形は太い棒状であったり、中央が膨らみ両端がすぼまった形だったりします。箸の先端に十字や×に切れ込みを入れることも多く見られ、ここを粥に付けて、切れ込みにどのようにどれだけ粥が挟まったかを見て作付や豊作の占いをする事例もあります。そして神棚やオカマ様などに供え、豊作を願いました。 |
| 画像二次利用条件 | CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止) |
| リンク | 栃木県立博物館 |
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