県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | 【アートカード用】クリスタル・サイレンス |
| 名称よみ | くりすたる・さいれんす |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市長岡町1077番地 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 宇都宮美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅より関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)。 |
| 概要 | 五月女 幸雄(1938– ) 《クリスタル・サイレンス》1980(昭和55)年、宇都宮美術館 カンヴァス、油彩、162×162 cm ひとこと解説:ガラス、テープ、石の質感を写真みたいにそっくりに描いた絵、ガラスのひびにご注目。 キーワード: リアリズム/写真みたい 県内関連地: 宇都宮市(所蔵館) 画面には、鏡の上に置かれた石、そこに貼られたガムテープ、そして、ガラス面には、細いひびが見えます。これは写真ではなく、油絵の具でていねいに描かれた絵です。テープの質感、石のゴツゴツ、ガラス面の反射まで、本物そっくりに表されています。近づくと絵の具の重なりや細い線がわかり、離れて見ると、本当に物が置いてあるように感じます。よく見ていくと、映し出された下の石の上には、あるはずのひびがありません。絵の中のルールのつじつまがあわないことで、どうなっているのだろうと考えさせられます。絵なのに本物みたい――ひびの仕掛けに気づくと、「絵ってなんだろう?」と考えたくなります。 作者の五月女は、身近な物を題材に、見ることのしくみをたしかめるように描きます。作家は、若いころに実験的な表現や演劇などの舞台美術にも関わり、のちに筆と油絵具で質感をていねいにえがきつつも、絵の中でしか起こりえない不可思議さを込めた作品をつくりました。宇都宮、埼玉を経て、現在はパリで活躍しています。 |