県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | 【アートカード用】石山 |
| 名称よみ | いしやま |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市長岡町1077番地 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 宇都宮美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅より関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)。 |
| 概要 | 平澤 熊一(1908–1989) 《石山》1968(昭和43)年、宇都宮美術館 カンヴァス、油彩、82×100.5 cm ひとこと解説:大谷の岩山の時間の流れを感じさせる風景の絵です。 キーワード: 大谷/質感 県内関連地: 宇都宮市・大谷(題材)/宇都宮市(所蔵館) 黄色がかった空の下、ゴツゴツとした岩の束がどっしり立っています。鳥のような生き物のように見える場所もあります。何色もの絵の具が重ねられ、表面はでこぼこに見えます。岩のすきまに目をこらすと小さな道や影が見えてきて、絵の中を目で探検するような楽しさがあります。平澤は戦後まもない時期、まっすぐな線で、きびきびした雰囲気の風景・静物を描きましたが、しだいに身近なモチーフを通して、目に見える形を活かしおだやかな作品を手掛けました。本作は、大谷の岩山のイメージをもとにしたと考えられ、宇都宮の身近な風景への優しいまなざしが見られます。 この絵を描いた平澤は、1908年新潟県長岡市生まれ。建築を学んだのち、洋画を学びました。1933年からは台湾で絵を描きながら自転車旅行するなどの修行をし、38年に北京へ、戦中をへて、1950年に宇都宮へ移住し自宅とアトリエを構えました。ヨーロッパの絵の影響も受けましたが、絵の具の厚みと手ざわりを大切にして、ささやかな身の周りのものや、庭の木にくる鳥たちといった身近な自然を描き続けました。1989年、81歳で亡くなりましたが、自分で納得するために描き続けた絵は、今はいくつもの美術館で大切に保管されています。 |