県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | 【アートカード用】黒い陽 |
| 名称よみ | くろいひ |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市長岡町1077番地 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 宇都宮美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅より関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)。 |
| 概要 | 中尾 進(1916–1971) 《黒い陽》1965(昭和40)年、宇都宮美術館 カンヴァス、油彩、163.5×130 cm ひとこと解説:白い空に黒い円がうかぶ。不思議な力と静けさをあわせもつ風景の絵です。 キーワード: 太陽/黒い円/赤い大地/風/線/光/対比/旅人 県内関連地: 宇都宮市(出身)/宇都宮市(所蔵館) 白い空にぽつんと黒い円がうかび、風のような線がその周りをぐるぐると流れます。右側には、光のような黄色い線があります。下の赤い大地では、小さな馬と人が進んでいます。色の対比(白と黒、赤と黄)が強く、見る人の心に不思議さが同時に広がります。タイトルの「黒い陽」は、私たちが知る太陽とはちがうもう一つの世界を感じさせます。近づけば筆の運びや色の重なりが見え、離れて眺めると、空気の流れや光のすじがはっきりしてきます。中尾は形を描くだけでなく、色と線の関係で自然の力を表しました。 作者中尾進の本名は鈴木益吉で、1916(大正5)年宇都宮生まれです。東京で学び、画家の荻須高徳にも絵を習いました。戦後は画家として活躍しながらも、1950年代なかばから新聞・雑誌の時代小説の挿絵でも活やくしました(司馬遼太郎「城塞」ほか)。《黒い陽》も、お話の場面のように感じられるのではないでしょうか。馬に乗った人物たちが何をしているか、この後、どうなるかを考えてみましょう。 |