県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | 【アートカード用】残照の廃船 |
| 名称よみ | ざんしょうのはいせん |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市長岡町1077番地 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 宇都宮美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅より関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)。 |
| 概要 | 曽我芳子(1921-2003)宇都宮市、鹿沼市 《残照の廃船》1991年、宇都宮美術館 カンヴァス、油彩、162.2×162.2cm ひとこと解説:働き続けた船の、最後の安らぎ キーワード:船、廃船、草原、地平線、茶色、宇都宮、鹿沼 県内関連地:宇都宮市、鹿沼市 夕暮れの光に照らされた草原に、壊れかけた木の船が5隻横たわっています。「廃船」とはもう使われなくなった船のことです。海ではなく地平線が背景に描かれていることから、この船たちがすっかり海から遠ざけられていることがうかがわれます。曽我は形の面白さや肌ざわりに心を引かれ、廃船を求めて各地の海辺へ、時には韓国やロシアのサハリンまで足を延ばしました。船同士の組み合わせや砂浜、草地、小屋との色合いなどを考えながら、40年にわたってさまざまな廃船の姿を描き続けました。悲しさやさびしさといった感情を廃船に託すのではなく、色と形の組み合わせを大切にして描きたいという作者の言葉が残っています。 曽我は1921(大正10)年に宇都宮市に生まれ、早くも20歳ころから絵の才能が注目されました。鹿沼市で中学校の美術の先生を務めながら、廃船を描くようになったのは1960年代からです。「全国の海岸線をまわるのが悲願」「死に場所は海以外にないと思える」と語るほど、船と海を愛しました。その人柄も、廃船のように物静かで大らかだったと伝えられています。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権あり |