県内文化資源詳細

【アートカード用】聖宝僧正渡一篠大路図

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前)
名称 【アートカード用】聖宝僧正渡一篠大路図
名称よみ しょうほうそうじょういちじょうおおじわたるず
所在地 栃木県佐野市大橋町2047
市町等 佐野市 / 佐野市
所有者/管理者 佐野市郷土博物館
公開状況 非公開
アクセス方法 JR両毛線佐野駅、東武佐野駅南口から徒歩約21分
概要 小堀鞆音(1864-1931)佐野市(旧:安蘇郡小中村)
《聖宝僧正渡一篠大路図》1902(明治35)年、佐野市郷土博物館
絹本著色、112.9×50.9cm

ひとこと解説:『歴史画の父』による『宇治拾遺物語』の説話の中のハイライト
キーワード:僧侶 歴史画 大衆
県内関連地:佐野市

『宇治拾遺物語』の中の説話を画題としたものです。中央の雌牛に乗り、干鮭を太刀と見立てたふんどし姿の男が、のちの東大寺の名僧聖宝です。けちで罪深い役僧を諫めるため、京都三大祭りの賀茂祭で、このいでたちで名を名乗りながら、一条大路を渡るというかけをやり遂げました。この作品は、明治35(1902)年に「第1回歴史風俗画会展」に出品されました。

小堀鞆音は佐野市(旧安蘇郡小中村)出身の日本画家です。農業の傍ら幟絵師であった父の須藤晏斎について絵画を学び、幼少のころから非凡な才能を発揮していました。後に小堀家の養子となり上京、川崎千虎(1835-1902)に師事し大和絵や有職故実を学びます。史実に基づいた武士の忠実な描写から『歴史画の父』ともよばれています。東京美術学校教授、文展審査員、帝室技芸員の要職を歴任し,後進の育成にも注力しました。