県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(明治時代以降) |
| 名称 | 【アートカード用】蓬莱仙宮図 |
| 名称よみ | ほうらいせんきゅうず |
| 所在地 | 栃木県足利市緑町二丁目3768 |
| 市町等 | 足利市 |
| 所有者/管理者 | 草雲美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | 車/北関東自動車道「足利I.C」より15分、北関東自動車道「太田・桐生IC」より10分 電車/JR両毛線 足利駅からタクシーで7分、東武伊勢崎線 足利市駅からタクシーで6分 バス/東武足利市駅・JR足利駅より、生活路線バスで「通6丁目」下車。徒歩10分 |
| 概要 | 田﨑草雲(1815-1898) 足利市 《蓬莱仙宮図》1874(明治7)年頃、草雲美術館 絹本著色、171.3×85㎝ ひとこと解説:近代日本画の誕生を告げる草雲の代表作 キーワード:蓬莱、波、西洋画の技法、抽象化、遠近法、斬新性 県内関連地:足利市 蓬莱は、古代中国の伝説で、はるか東の海上にあって不老不死の仙人が住むという理想郷のことをいいます。この絵は、海の彼方にある蓬莱仙宮を描いた草雲の代表作です。 手前にうねりのあるダイナミックな波、中景に逆巻く無数の波、遠景に天空を鶴が舞う蓬莱島を描き、それぞれの間を雲煙が遮り距離感を表現しています。 そのとどろく音が聞こえるような激しい海原は現実社会を表し、彼方にある霞に包まれた蓬莱島は、反対に穏やかな聖なるものの象徴です。平和な世の中へ向かっていってほしいと望む草雲の心情を絵で表現したものともいえます。 江戸から明治という新しい時代へと移り変わる中で、伝統的な日本画の描き方を踏まえながら西洋画の技法を取り入れ、大小に抽象化された波により表現された独特な遠近法は、草雲の斬新性を感じさせるもので、近代日本画の誕生としての記念碑的な作品です。草雲60歳の還暦の記念に描かれたものとされています。 1815(文化12)年、江戸・神田小川町の足利藩戸田家屋敷の足軽長屋で、藩の下級役人の子として生まれました。幼い頃から書や詩歌、画に優れ、20歳の時脱藩して画家の道を志します。金井烏洲、加藤梅翁、谷文晁、春木南溟に学び、関東各地を遊歴し腕を磨きました。その後帰藩し、47歳の頃足利に移住。幕末には、民兵誠心隊を組織して足利の治安維持に奔走し、武士としても活躍しました。明治に入ると、国内外の展覧会に出品し名声を高め、第1回の帝室技芸員に任命されました。1898(明治31)年、84歳で現在草雲美術館のある白石山房で亡くなりました。 |
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