県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 工芸品 / 工芸品 |
| 名称 | 【アートカード用】華籃 林殿 |
| 名称よみ | からん りんでん |
| 所在地 | 栃木市入舟町7-26 |
| 市町等 | 栃木市 |
| 所有者/管理者 | 栃木市立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | 電車:栃木駅(JR両毛線、東武日光線)下車、北口から徒歩20分 バス:栃木駅(北口)からふれあいバス「市内循環線(西回り)」等で「藤沼酒店前」下車、徒歩1分 車:東北自動車道、栃木ICから約10分 |
| 概要 | 飯塚琅玕斎(1890-1958)栃木市(旧:下都賀郡栃木町) 《華籃 林殿》1948(昭和23)年、栃木市立美術館 竹、36.3×26.4×26.4cm ひとこと解説:ととのった形の中にあるリズムの面白さ キーワード:竹、工芸、直線、網目、真・行・草 県内関連地:栃木市 竹を編んで作られています。まっすぐに伸びる竹ひごは、かくかくと角度を作りながらいちばん下の側面からいちばん上の口のところへ続いていきます。きれいにそろった直線がすっきりとした印象です。口のところや、肩、腰、底には横位置にくりくりと編まれた部分があって、縦の線を区切っています。器の角の部分にも複雑な編み方がされていて、直線の部分との違いがはっきりしています。勢いのある流れとそれを押しとどめるようなリズムの面白さです。作者の琅玕斎は、竹の造形を「真・行・草」という書道の考え方を応用して考えていました。最も格式が高く厳格な「真」と、形式を省略し自由な形の「草」、その中間にある「行」です。この作品は「真」にあてはまりますが、その中にも竹の生命をいかした造形の工夫がなされています。 1890(明治23)年、栃木県下都賀郡栃木町大字嘉右衛門町(現在の栃木市嘉右衛門町)に生まれました。父の初代飯塚鳳齋、兄の二代飯塚鳳齋も竹工芸を仕事にしていました。上京した一家は大正天皇即位後初めて行われる収穫祭で神様に捧げる織物を入れる籠を作るなど、竹工芸の名門として活躍しました。第二次世界大戦中には栃木市太平山の別荘に疎開し、茶室を備えたその別荘で栃木の人びとと交流しました。竹工芸の仕事を「真・行・草」として考えた琅玕斎は竹工芸を芸術に高めたとして知られています。 |