県内文化資源詳細

【アートカード用】渓流(塩原)

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 【アートカード用】渓流(塩原)
名称よみ けいりゅう(しおばら)
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 [JR宇都宮駅から]西口バスターミナル1番乗り場から関東バス[53和尚塚経由細谷車庫行]、8番乗り場から関東バス[56日光東照宮行]、[52石那田行]、[58船生行]、[51仁良塚経由ろまんちっく村行]で約15分、[桜通十文字]バス停下車すぐ
または、6・7番乗り場から関東バス「作新学院・駒生行き」で約15分、[桜通り十文字]バス停下車、徒歩2分/[東武宇都宮駅前から]東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、関東バス上記行きバス利用で約5分、[桜通十文字]バス停下車すぐ/[東北自動車道][鹿沼IC]から約15分、または[宇都宮IC]から約20分/[北関東自動車道][壬生IC]から約25分
概要 刑部人《渓流(塩原)》
1971年 
カンヴァス・油彩 
45.5×53cm 
栃木県立美術館蔵

ひとこと解説: 冷たく重い雪の質感
キーワード:風景画、雪、冬
県内関連地:那須塩原市、栃木市

刑部人は、先輩の金山平三といっしょに日本全国へ旅をしながら、さまざまな風景を描きました。最初は、風景を写真のようにていねいに描きましたが、だんだんと違う描き方になっていきます。60歳の頃には、「パレットナイフ」という、硬く先のとがった道具を使うようになりました。パレットナイフを使うと、筆よりも絵の具を立体的にキャンバスにのせることができます。この作品でも、冬の塩原に降る雪をたっぷりの絵の具で表現していて、冷たく重い雪の質感が伝わってきます。この作品で刑部は、自分が塩原でよく泊まっていた旅館「和泉屋」の部屋から見た風景を描きました。刑部はこの風景を何度もくり返し描いています。きっと、お気に入りの風景だったのかもしれません。
この作品を描いた刑部人は、栃木県下都賀郡家中村(現在の栃木市家中)に生まれました。9歳の頃から絵を習い始め、先生からその才能を認められていました。東京美術学校では、画家・和田英作に習って、人間の絵をたくさん描きます。フランスなど海外の画家たちの絵を見て、あこがれることもありましたが、刑部は海外に行くことはなく、自分は日本の風景を描き続けたい、と考えるようになります。それから、日本全国を旅しながら、たくさんの日本の原風景を描きました。