県内文化資源詳細

【アートカード用】肖像Ⅳ アルチュール・ランボー

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 版画
名称 【アートカード用】肖像Ⅳ アルチュール・ランボー
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 [JR宇都宮駅から]西口バスターミナル1番乗り場から関東バス[53和尚塚経由細谷車庫行]、8番乗り場から関東バス[56日光東照宮行]、[52石那田行]、[58船生行]、[51仁良塚経由ろまんちっく村行]で約15分、[桜通十文字]バス停下車すぐ
または、6・7番乗り場から関東バス「作新学院・駒生行き」で約15分、[桜通り十文字]バス停下車、徒歩2分/[東武宇都宮駅前から]東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、関東バス上記行きバス利用で約5分、[桜通十文字]バス停下車すぐ/[東北自動車道][鹿沼IC]から約15分、または[宇都宮IC]から約20分/[北関東自動車道][壬生IC]から約25分
概要 柄澤 齊(からさわ ひとし) 《肖像Ⅳ アルチュール・ランボー》

少し上を見つめ、くちびるはきゅっと結んだ、男の人の顔があります。怒っているのか、考え事をしているのか、少しふしぎな表情です。表情を真似すると気持ちがわかるかもしれません。顔をよく見るとふしぎなところは他にもあります。顔の下半分が黒くなっています。どうやら波がうねっているようです。髪の毛を見てみると、鳥がたくさん飛んでいるのがわかります。どうして顔に波や鳥が描かれているのでしょう。この人はフランスの詩人のアルチュール・ランボーです。ランボーの有名な作品には、船が主人公の詩があります。船が川をくだって、荒れた海を旅し、そこで雷や鳥たちを見ます。ランボーの詩に出てくる世界をランボーの顔に描いて、「ランボーはこんな作品を作った人」と教えてくれているのかもしれません。誰かの顔を描いた「肖像画」は、その人そっくりに描くことだけではなく、その人がどんな人かを見る人に伝えることも大切なのです。
 この作品をつくったのは、柄澤齊という日光出身の版画家です。ペンで描いたような、とても細かい線を彫ることができる木口木版という木版画が得意です。柄澤は物語や想像の世界を描くことも得意で、夢の中にいるような、ふしぎな絵を作りだしています。肖像シリーズという作品では、色々な作家や画家、伝説の人などを描いていて、柄澤が考えたその人がどんな人なのかというイメージが絵の中にかくれています。