県内文化資源詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 工芸品 / 工芸品 |
| 名称 | 【アートカード用】黒柿切子面箱 澪 |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | [JR宇都宮駅から]西口バスターミナル1番乗り場から関東バス[53和尚塚経由細谷車庫行]、8番乗り場から関東バス[56日光東照宮行]、[52石那田行]、[58船生行]、[51仁良塚経由ろまんちっく村行]で約15分、[桜通十文字]バス停下車すぐ または、6・7番乗り場から関東バス「作新学院・駒生行き」で約15分、[桜通り十文字]バス停下車、徒歩2分/[東武宇都宮駅前から]東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、関東バス上記行きバス利用で約5分、[桜通十文字]バス停下車すぐ/[東北自動車道][鹿沼IC]から約15分、または[宇都宮IC]から約20分/[北関東自動車道][壬生IC]から約25分 |
| 概要 | 鈴木光爾1942 – 2014) 《黒柿切子面箱「澪 」》 2000年、栃木県立美術館 黒柿、金、指物 高11.2×幅21×奥行30.2㎝ ひとこと解説:隙間ゼロ!パズルのように組み立てた木製の箱 キーワード:黒、柿の木、ダイヤカット、木工、指物 県内関連地:小山市 三角形や四角形、台形など小さな板状のパーツをいくつも組み合わせた「切子面」の箱が、まるで宝石のような輝きを放っています。ふたの縁は、繊細な金の線が控えめに飾っています。この作品の材料は、模様の美しい「黒柿」。300~400年経った柿の木の中心部分にタンニン(柿渋成分)が沈んで積もり、黒く変色したものです。美しい模様が出るのは数千本に一本ともいわれ、しかもその模様は外側からは見えず、木を切って初めてわかるのでとても貴重な木材です 。この作品は、型紙に合わせて切り抜いた木片を一枚一枚組み合わせる「指物」の技法で作られています。釘や接着剤を全く使わず、板材のつなぎ合わせる部分 を凸凹に加工し、パズルのようにはめていくのです。パーツが多いほど難しく、このような涙型の 多面体の場合、つなぎ合わせる角度が複雑になるので高度な技術を要します。自然の生み出した模様と幾何学的な形が織り成す、計算された美の世界がここにはあります。 鈴木光爾は栃木県小山市生まれ。指物師であった父のもとで修業し、人間国宝の中臺瑞真(木工芸)に師事しました。日本古来の指物技術を用い、小さな面をいくつも組み合わせ、木材の美しさを引き出す「ダイヤカット」と呼ばれる独自の作風を切りひらきました。その技術を高く評価され、国の重要文化財《織物張文台及硯箱》(早雲寺所蔵)の復元制作も手がけました。 |