県内文化資源詳細

【アートカード用】大きな木

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 版画
名称 【アートカード用】大きな木
名称よみ おおきなき
所在地 栃木県真岡市荒町5191番地
市町等 真岡市
所有者/管理者 真岡市
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 ・真岡鐵道「真岡駅」から徒歩15分
・北関東自動車道「真岡I.C.」から車で10分
概要 新居広治(1911‐1974)東京都豊島区(旧:東京市北豊島郡長崎町)
《大きな木》1957(昭和32)年、真岡市教育委員会
紙、木版、29×21cm

ひとこと解説:木版画で描かれた宇都宮のシンボルの木
キーワード:木、教会、冬、黒、風景画、宇都宮
県内関連地:真岡市/宇都宮市

新居広治は、暮らしていた真岡や近くの宇都宮など、栃木の風景を木版画で描きました。木版とは、木の板を彫刻刀で彫り、インクをのせて紙に刷る技法です。画面の真ん中に立つ大きな木は、木の後ろに松ヶ峰教会の高い塔が見えることから、宇都宮市の天然記念物である「旭町の大いちょう」であることがわかります。土塁という土でできた囲いの上に立つこの大いちょうは、宇都宮城ゆかりの木として、およそ400年前から立っていました。第二次世界大戦の時には、宇都宮空襲によって真っ黒に焼けてしまいましたが、戦争が終わった次の年には新芽を吹き返しました。大いちょうの強い生命力は人々に希望を与え、今も宇都宮のシンボルとして多くの人に愛されています。冬の何気ない日常の風景を優しく温かみのある表現で描いています。

1911(明治44)年に東京都豊島区(旧:東京市北豊島郡長崎町)に生まれました。青山学院中等部を卒業した後、画家の岡田三郎助、前田寛治、牧野虎雄に絵を習いました。1947(昭和22)年に、真岡市(旧:真岡町)に引っ越し、その後は、画家の鈴木賢二、小口一郎、飯野農夫也などの仲間といっしょに、本格的に木版画を作り始めました。社会的な事件を取り上げた作品や、栃木や茨城の風景を描きました。1974(昭和49)年に東京で亡くなりました。
リンク 真岡市HP