県内文化資源詳細

木製 漆(絵)椀

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項目 内容
文化資源区分 民俗資料(有形・無形) / 工芸品
名称 木製 漆(絵)椀
名称よみ もくせい うるし(え)わん
所在地 栃木県日光市今市304-1
日光市歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館
市町等 日光市
所有者/管理者 寄託資料
公開状況 施設にお問い合わせください
概要 日光市指定有形文化財(工芸)
平成15年7月23日指定(旧日光市)
寸法:総高8.7cm、最大径13,8cm、高台高3.0cm、高台径6.7cm、見付深6.2cm
材質:木製
時代:室町時代
年代:明応4年(1495)
 稲荷社の神事に使用された椀である。口縁部がわずかに反り返る端反り形、側面下方に一条の段を刻み、高台は末広がりで器胎を支える。材質は不明だが、柾目材を用いた一木造り、表面に浅く筋目を残すがほぼ平滑に仕上げる。椀の表面は薄く下地漆を塗って木地を固め、その上に地の粉を混ぜた漆を塗って研ぎあげ、全面に黒漆を塗り朱漆で等間隔に三弁を描く。
 朱漆銘は側面の三弁間に各一行で「明應四乙卯」「奉施入」「赤□□」とあり、高台裏にも「永南坊/権少僧都/慶源」とある。樹心が「奉施入」と書かれた口縁部の前面にあり、高台裏に書かれた文字は樹心に向けて書かれている。恐らくこの面を社殿に向けて捧げたものと考えられる。
 椀の形や高台の高さ、安定感もほど良く、中世的な力強さと素朴さを感じさせる形姿である。また口縁部が0.7cmと薄く、用に徹して大変軽いこともこの椀の特徴である。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 日光市ホームページ内「日光市の文化財」