県内文化資源詳細
《北側の領域(C)》
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 彫刻 / 彫刻 |
| 名称 | 《北側の領域(C)》 |
| 名称よみ | きたがわのりょういきしー |
| 所在地 | 栃木県足利市通2丁目14-7 |
| 市町等 | 足利市 |
| 所有者/管理者 | 足利市立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| 概要 | 長重之《北側の領域(C)》 1994年 断熱材、布、木・アクリル絵具 237.0×185.0×7.0cm 長重之(1935-2019)は東京都に生まれ、9歳の時父の郷里である足利に疎開しました。以来、足利に在住し個展を中心に作品を発表しました。 長は一貫して「境界と領域」を峻別しました。「境界」は五官で感じられるものと感じられないものの間にあります。「領域」は制度化され可感化された自明のものです。境界と領域は「本来、それぞれ相互に、ささえ合うことで、一つの場としての存在を保つ」ものでしたが、今や二つは「遠く引き裂かれ、色を失ってしまった」と長は述べます。それは主体の感覚が封印され弱体化したことや、領域が都合よく他者を排除して定められてしまったことによると考えられます。そこで長は「境界と領域」、両者の統合を試みます。 《北側の領域(C)》はその試みのひとつです。本作品は地図(アフリカを思わせます)のような印象を与えます。しかし、半立体であり、色分けされた部分は溝によって仕切られます。 この溝は境界線に見えますが、奥行きがあり「線」とみなすには不明瞭です。境界は溝の上辺なのか、あるいは下辺なのか、溝をそのまま境界とみなすのかは、見る者に任されています。それに伴い領域も厳密なものではなくなります。ここに長の狙いがあります。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権あり |
| リンク | 足利市立美術館 |