国・県指定等文化財詳細

銅造釈迦如来坐像 康知作 附 銅造天蓋

代表画像
銅造釈迦如来坐像 康知作 附 銅造天蓋

項目 内容
文化資源区分 彫刻 / 彫刻
文化財区分 国 指定 有形文化財(彫刻)
文化財名称 銅造釈迦如来坐像 康知作 附 銅造天蓋
文化財名称よみ どうぞうしゃかにょらいざぞう こうちさく つけたり どうぞうてんがい
指定年月日 2009年07月10日
所在地 日光市山内
市町等 日光市
所有者/管理者 輪王寺
公開状況 非公開
概要  黄銅製、玉眼。徳川三代将軍家光の霊廟である大猷院に安置される。
 本体、台座、光背は全て鋳造による精作で、近世の鋳造仏の中では傑出した出来栄えを示す。記録によると、鋳型は木像で、慶安5年(1652)、大仏師康知によって造立されたことが知られる。承応2年(1653)の家光三周忌に際し、鋳造されて安置された。

 ※「鋳型は木像」:鋳造に際しては最初に鋳型として像をつくるが、それが木造の仏像(木像)であったということ。なお、鋳型である木像は仏像完成の際に破棄されるのが通常であるが、稀に木像が残っているものもある。県内では、さくら市の木造不動明王坐像が代表例としてあげられる。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 日光山輪王寺